365日、1年間服を買わなかったらどうなった?達成後の「気づき」が6つ。

1冊の本に興味をそそられ、チャレンジしてみたくなった「365日服買わないチャレンジ」。
コロナ渦を追い風にして無事達成できました。
1年間、服を買わなかったことで感じた心境の変化を綴ります。

買わなくても必要十分な服があることを再認識できた

ほとんどの人が1年買わなくてもいいくらいの枚数を所有していることを(本当は)
自覚していると思います。
1番寒い時期のコートが1枚含まれていれば、持ち服だけで十分、1年間過ごせます。

ちなみに初夏から初秋バージョンのアイテムは

ワンピース 2枚
ワイドパンツ 7枚
Tシャツ 5枚
サマーニット 1枚
ブラウス 1枚
コットンセーター5分袖 1枚
ブルーデニム 1枚
ホワイトデニム 1枚
コットンパンツ 2枚

晩秋から初春バージョンのアイテムは

ダウンコート1枚
ダウンベスト 1枚
ダッフルコート1枚
ウールコート 1枚
厚手ブルゾン1枚
薄手ブルゾン 1枚

長袖ワンピース2枚
長袖ニット5枚
ベスト1枚
カラーデニム3本
デニム1本
ワイドパンツ1本

で過ごしました。
書き出してみるとアウターが意外に多いですね(/・ω・)/
自覚がないまま結構買っていた、ってことですね。

同じアイテムを何度も何度も着ることによって好き嫌いが明確になり手放すことができた

枚数が限られているので1枚の着る頻度は上がります。

何度も何度も来ているうちに、やっぱり袖の形がきにいらない、色が気に入らない、5年も着ていて飽きた…などの思いが重くなってくるアイテムが出てきます。

いつもなら新しく購入して、なんとなくキープのお蔵入りコースですが、しっかり対峙することで
要る要らない、好き嫌いが肝に落ちます。
1年後に購入したいアイテムがハッキリイメージできたり、手放す決心がついたり。

ちなみに手放したアイテムはこちら

どうしてもマタニティウエアに見えてしまうオーバーサイズなワンピース。

レジの人がカゴを持ってくれるワンピース
着々と365日服買わないチャレンジが進んでいます。大半の人は1年間困らないくらいの服は所有しているので、ハードル低めのチャレンジです。服を買わない分、服飾雑貨が欲しい欲がもう少し出てくるかなと思っていましたが、そっち方面の物欲もほ...

色は気に入っているものの、どうしても首回りのチクチクが気になるタートルニット。

体のラインを拾いすぎるピッタリめのニット。

捨て活を始めてからから余り出した

シンプリストのマストアイテム、MAWAハンガーも錆びが出てきたものは処分することにしました。

工夫するようになる

同じコーデに見えないように、小さな工夫をするようになりました。
例えば長袖のワンピースは3通りの着こなしで回していました。

①羽織ものとして
②下にワイドボトムを合わせて
③ウエストマークして本来のワンピースとして

その他諸々、持ち小物をとっかえひっかえ組合せながら半年間、結構楽しんでやってました。

リフォームして着た

私のヘビロテボトムはワイドパンツなのですが、流行がほとんど気にならない私でも
5年前のワイドパンツが野暮ったく見えてきました。
今年のタイプと比較してみたら、違ったのは丈とライン。
フリマに出しても売れないし、リサイクルショップへ持ち込めば10円。
なので、思い切ってシェフパンツ風にリフォームすることにしました。

裏返しにして

ザックリと線を引き

ひたすら直線で

縫うだけ。

伸びてしまった長袖コットンニットは

七分の長さでジャキンとカットするだけ。

これは素材を選ぶ荒業ですが、あえてUSED感をねらった短期戦アイテムということで
トライしてみました。
家庭か「3」のワタシがやれるリフォーム、「捨て服」であればトライすることでリメイク体験のとっかりと、新鮮味を感じること間違いなしです。

服を選ぶ時間が大幅に節約できた

私の場合、いわゆる「標準体型」ではないため、サイズ感などを考慮しだすと、なかなか結構迷ってしまい
悩迷う時間が膨大です。
ネットで探せばなおさら、実店舗では試着マストな服探しが年を追うごとに、楽しいというよりは面倒臭い、億劫になってきて…。

今年のラインはあーだこーだ、㎜単位の差を主張してくるのはアパレル業界に住む人のお話。
100人いれば100通りの体型、伸びたり縮んだりで㎜単位の差なんてあっという間にぶっとんじゃうわけです。
万人に通用するわけがない。
オーバーサイズが流行っているっていうのは、そういう側面が大きいような気がします。

とは言え、中年の1年は案外大きい

とは言いながらも。

現実として、20歳で似合うアイテムと40歳で似合うアイテムは異なります。
何もかも無視して少ない枚数で生活して行くことは可能ですが、気がついたら「似合わない年齢になっていた、という現象はおこりうるわけです。

時々、街で、振り返って二度見してしまうようなおしゃれな人に出会うときがあります。

おしゃれを楽しみたい!という方は、その気持ちを封印せず、どんどん楽しんでもらいたいと思います。個性に似合ったおしゃれな装いは本人だけでなく、周りの人も楽しませてくれるから。

最小限にこだわり過ぎて、人生の中でそれが似合う時期を逃してしまうのはもったいない話しです。
流行を追いかけない、ズボラな私でもそう感じます。

私が感じた「1年間服を買わなかったことで気が付いたこと」6つでした。

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